あらすじ 忘れられない情景がある。 手放すことのできない思いがある。 人の心を種として、生まれ出る小さな物語。 瑞穂の国には化物がいる。 化物は妖魔と呼ばれ、他の大陸には存在しないものであった。 それ故に瑞穂は鎖国を強いられた。 瑞穂の国、淡雅の町役人である黒田安仁は、町人の生活を守る為日々様々な仕事(という名の雑用)を こなしていた。 そんなある日、淡雅の港に難破船が打ち上がる。そこで彼らは出逢うことになって…… 出逢って、遭って、振り返って…… そしてそこから一歩、前に進む話。 東洋怪奇譚的な内容だったと記憶しています。 初出がこの話だったんです。誰とは言いませんが(笑) 途中で書くのやめて止まってたものを掘り返しました。 戻る |