登場人物
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アクィラ (12?) ちっさい方の主人公。 変わった服装の少年。 とある理由の為に魔本を探している。 飛行術や変身術など、普通の人間には使えない奇術を得意としていて、尚且つ戦術に優れている。 少し世間ずれをしているようにも見え、何事にも怖いものなしにガンガン突き進んでしまう傾向がある。 見かけは非力で愛嬌の良い少年。 ……見かけだけは。 |
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ゼノ(17)
おっきいほうの主人公。 元下層民。 幼少期はアルネトネルトの書庫番をしていた。文学や教養を備え、知識欲が強い。 危険とされる古書を専門に採集、売り歩く商人。 理由はただ一つ、魔本『ネクロノミコン』に飲み込まれた親友を救うため。 だが、命がけの魔本読破に対し、親友救出という責務めいた目的と共に恐怖を抱いている為、以前は魔本を避けている 節があった。根は明朗快活で優しい気性の持ち主。……ただし守銭奴。 |
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ザラーム(?)
自称できる後輩。 街道に現れる黒い化物だったもの。 やや頭が高い言動が目立つ癖に、腰の低さが垣間見える。 ゼノとともに危険とされる古書を専門に採集、売り歩く商人。 やらせれば大抵のことは完璧にこなす為、割とゼノを甘やかしがち。 影を操ることに長け、且つこの世界には滅多にいない魔道士としての実力もあるが、 本人は自身を一介の商人だと自称してやまない。 |
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ダウォック(21)
事あるごとに品物を狙う盗人。 盗賊とは言っているもののそれらしい所を見せたことがない。 畑の野菜をひとつだけ盗んでいくような、小さなことしかしていないと周りには思われているらしい。 ゼノ一行をなぜかロックオンしていて、あの手この手で盗ろうとするがいつも失敗に終わる。 ザラームからは完全に舐められている。 魔本に対しては、なにやら個人的に思うところがある様子。、 基本的におバカでお調子者。悪人らしからぬ雰囲気がまるで悪ぶってるやんちゃ坊主。 |
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イーシュ
ゼノの馬。 馬と犬の中間のような獣。 蹄は無く、熊のように凶悪な爪を持つトレスヴェルという種族の魔物。 知能が高くて獰猛で、人間をも食らう獣である。幼獣の時溺れて死にかけたところをゼノに拾われ育てられた。 色々と危険なはずだが、馬車を牽いて餌をもらって、主人とのんびり過ごすのが好きな家畜と化している。 |
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イナンダ(10)
ゼノの親友。大事な想い出。 ゼノと同じ下層民出身。 病気で臥せている兄を助けるために幼いながらも書庫番を務めていた。 文字は読めない。代わりに、ゼノが朗読する言葉を聞いて書庫内の本を楽しむのが日課。 8年前のある日、誤って魔本『ネクロノミコン』を開いてしまった為、魔本に呑み込まれた。 |
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ミカド(9?)
ゼノの大切な想い出。 とある本を探してアルネトネルトの町にやってきた少女。 異国の貴族出身のようだが、詳細は不明。 親族たちの難しい話についていけず、一人町を散策中にゼノとイナンダと仲良くなる。イナンダの一目ぼれ 相手でもある。 8年前のある日、イナンダが魔本に呑み込まれ、巻き添えを恐れた親族たちに手を引かれ消息を絶つ。 |
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