世界設定紹介




あっさりしすぎな世界地図。因みに左が北です(笑)

大体この4つからなっていて、ダレット自治区、レコリナ国、フラジェンド王國が人の住む地域となっています。 旧豊國とされる場所は未開拓地というより、非人居住区です。 世界的にはグレーヴアイレスという名前で、ダレットを通じてなら異世界との交流もあるっていう設定だった気がします。 あまり覚えてません。

第一章では主にこの三つの権力保持領土での話がメインとなっていきます。






三権の中でも最も権力を誇る組織。

国ではありません。一応修道会ということになっているので、宗教団体です。おそらく最もこの世界で信仰されている 廃神教(神さまはもう存在しないとする宗教)の本拠地。(大きいバチカンとでも考えて頂ければと……;;)

修道兵、修道士等この組織に属する人々は結構多い。ダレットのみ、精霊族と純人族(レコリナ民)が混在していて、 且つアブソリュートならば豊國の民も人としての権力を持つことができます。

トップはキング。デウスの事です。チェスゲームと同じように階級分けがされていて、ナイトだけ中央組織と呼ばれる、 修道会が保有している領土以外の場所に派遣されています。下っ端イェー…(^p^)
役目は主に二国の仲介、平等な世界的法律の制定、仲裁、教育機関の管理、警察組織の運営です。







精霊族の統べる北の國。

400年前の二国大戦の際に敗戦国となった、魔法を中心とした合衆国。
トップは女帝、ノーヴァ=ミルヒェン=フラジェンド。 かつて存在したとされる魔術師名門一族、ロクト家が発展させた魔術様式が主流です。 緑眼の魔術師は高位という設定があったような気がしますが(ロクト家が緑眼)、あんまり必要ないのでまあさらっと流します。

移動や交通手段、生活用品に至るまで魔力に依存しているにも関わらず、実際に魔術を使役できる人物は10人に1人程度しか いません。潜在能力に全てが左右される為、精霊族でも魔術が使えない=社会的地位が高くない者はダレットに流れがちです。 (ダレットが魔学、科学両方使える唯一の地域である為)
そんな魔術師の中でも最もエリートが集う組織が「魔術師連盟」と呼ばれるもので、リーゼルザクトの家長が 連盟長を務める戦闘術師集団です。因みに現家長はロレントだったり……。
能力主義国家で魔術の使えない者にはやさしくない社会な為、閉鎖しがちな印象を与えています。







純人族の住まう南の楽園。

魔力を持たない人種が住まう国々。その国々を先頭で率いるのがレコリナ共和国です。レコリナ以外にもヒミンビェルフェ 王国、ベナントコフ国、美羅(メイルー)国など、いろんな国々からなっています。

現在の連合国長はタガ=オウミ。彼自身はロクト家直系の血統書付きな生まれにも関わらず、魔力が微塵もありません。 遠い昔に存在した0「アイン」一族がもたらした技術が科学であり、彼らが魔術に対抗するべく発展させてきた技術であると されています。車や電車、飛行機や船の他に、家電製品から農業用品に至るまで全て機械が流通しています。勿論その分 化学兵器も発達しており、機械だけでなく生物兵器や、医療の面でも多大な技術貢献をしています。クローンとか作れそうです (@_@;)

自国間では全ての国民に平等権(選挙や生活支援等)が普及しており、なおかつ南の恵まれた大地を有しているので「南の 楽園」と謳われることもしばしば。影では生物、人体を使った兵器開発や医療技術試験等が行われているとかないとか……。







三種の人間、その全てに当てはまらない亜人の住まう地域。

人が住まうのに適さない場所に、逃げ隠れるようにして住まう人とは呼ばれない者たちの領地です。 主に「豊國の民」と呼ばれる者たちがこういった場所でひっそりと生活しています。 その地域は、大抵が暑すぎる、寒すぎるという人が住むには適さない所である為、侵略されることが少ないです。

……が、大昔に存在した大帝国が「豊國」であったとされていて、長い歴史の中で侵略民に迫害、略奪、追放を繰り返された という記録が残っている為、彼らは既に國を失くしてしまった者たちであるといえます。希に三権の領土内にもひっそりと 暮らす者もいます。大体が差別の対象です。

あまり人が干渉しない、出来ない場所にある為、はっきりとした事はわかっていません。 歴史的建造物や超古代の遺産等もここに眠っているのではといわれてみたり……。







人種は主に三種類といわれています。

とはいえここで言う人というのが、権力を持った種族の事を指しているので、実際の人種はもっといそうです。 亜人も含めると9種類くらいいますが、同一種族かどうかで考えるとやっぱり三種類くらいになります。 アブソリュートは正直なところ、精霊族か純人族、はてまた豊國の民のみっつのうちのどれかなので、この際端折ろうと 思います。

レコリナ民とフラジェンド民はきっちり純人族と精霊族に分かれた民族です。 単一種族ではなく、生物学上別の人族であるということになってます。なので完全交配は不可能です。 一世代だけなら何とかして生まれますが、ライガーやケッテイの類と同じように二世代目は生まれません。 それぞれ身体的特徴も異なり、精霊族はエレメント(魔力)の感知に優れていますが、純人族は全く感知できません。 逆に、肉体の順応力や筋力の発達は純人族の方が優れている為、戦地での持久力等も断然あります。 精霊族の方が繊細です。純人族は図太いイメージで考えてます(笑)

知力は同じくらいです。分野によって綺麗に二分されていますが、狡賢さは変わらないかと^^;







呪術にも複数種類があります。

精霊族の使う魔法と大衆占術が一般的です。
占術はカードや星の廻り、手相等、普通の占いにおけるものと同じようにそれらを見て、 個人個人の未来を占うものです。勉強さえすれば誰にでもできるようになります。得意不得意はあります。 ……普通ですね^^;

魔術、魔法は主に精霊族とアブソリュートが使用する呪術です。
エレメントと呼ばれる魔力の源を使役して扱う、ファンタジーによくあるあれです。それで説明を済ませるのか 龍川め……!

エレメントは自然界のエネルギーやらを不自然に発動させる媒体ですが、……化石燃料です。
石油と同じように地中に埋まる燃料資源だと考えて頂ければ妥当です(^p^)
大きな結晶として地中に埋まっている状態のものを「アルケー」といい、それが分解されて空気中に 浮遊している状態のものを「エレメント」と呼びます。エレメントは魔術使用時に規模に比例して消費されます。 普段は空気中に飽和量のエレメントが存在しているのですが、その量が減ると結晶体であるアルケーが少しずつ 分解され、また空気中に流れ出します。要は枯渇危機のある燃料ということです。
そのため、大戦等で目に見えるアルケーの激減を観測した為に、現在ではダレットで一定以上の魔力使用を罰する 法律が定められています。

元々は「0(アイン)の一族」と呼ばれた人種が虐殺され、その遺体が長い時間をかけてアルケーになったもので、 石油と同じく死体を燃料として魔術は使われています(なんかやだ)。
しかしその一族も無駄な虐殺に遭い、既に絶滅してしまったとされている為、魔術資源の量産は見込めないとされています 。



その他の呪術として、豊國の民が使う霊術があります。特に彼らの氏族長と呼ばれる、自然の循環の管理権限を持つ者 が扱うもので、何をもって術を行使しているのか等は謎とされています。アヅミのポッケから魚が出るのも霊術の一種 だと思います^^;


ちょこちょこと追加や訂正をしていこうと思います。物語の付属資料として参考までにお楽しみ頂ければ幸いです^^
このページはご覧頂かなくても本編には全く影響しないと思います。
やる気のない説明集で申し訳ございません;;(主に地図)
もう少し……話を頭の中でまとめてから描くべきだったとひたすら反省しています。






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