2〜3話の登場人物




生きる意志の弱いお坊ちゃま
ハンネス=フォン=コーレディア

レコリナ国の有力貴族コーレディアの跡取り息子。
本当は妾の子であったが、血族が謎の殺人事件に相次いで見舞われ、一族の第一 継承者に。望まれて生まれたわけではないことも兼ねてか、生への執着があまりない。 その分他の事へのわがままは結構強引に通す。


泣き虫で気の弱い召使い


アレフ=ロンダート


コーレディア家の気の弱い執事。
小心者で泣き虫。ハンネスの専属の執事である為、彼の事を一番 心配している。出は田舎の貧しい村だとか……。


魔術師以外を下等と見なす殺人狂


ゴルゾン=グレズリー


レコリナ人惨殺をこよなく愛す歪んだフード男。
素性はフラジェンドお抱えの魔術師連盟員。 リーゼルザクト家の部下でもある。魔力の無いロレントではなく、 魔力の高いロレントの兄、ダヴィドの家来。


うじうじ人魚





人間の世界で育った人魚。
生まれてすぐ、何らかの理由でリーゼルザクト家に拾われた為、 その生活のすべてを彼らに支配されている。 ハンネスに恋をするも、己の所業と素性がそれを許さないからと、 本心を告げられず、且つ彼の命を奪いかねない立場に悩まされている。






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